otsnewsinfoをフォローしましょう

ここにないニュースもやって来ます。


三井記念美術館(東京都)、9月8日(土)〜11月25日(日)に「特別展 琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」を開催


20120814 3
三井記念美術館(東京都中央区)では、来たる9月8日(土)〜11月25日(日)に、「特別展 琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」を開催すると案内しています。延暦寺、園城寺(三井寺)、石山寺など42の古社寺から、国宝・重文62点を含む秘仏、名宝約100点が出品されるとのことです

関連して、9月29日ほかに土曜講座が開催されます(既に一部は満席)。聴講料は2,000円。

なお、この展覧会は、東京の三井記念美術館だけで開催するもので各地への巡回はありません。

近江は早くから文化が開け、豊かな風土と歴史を背景にして、非常に多くの文化財を創造し今日まで遺しています。本展覧会は、これらの中から仏教、神道に関わる優れた美術品と貴重な歴史資料を展示して、多くの人がその美しさを鑑賞し、宗教的な意味と内容を理解するとともに、近江に伝えられた文化の奥の深さに触れていただくことを目的としています。

近江国一国をおさめる滋賀県は、現在の京都府、福井県、岐阜県、三重県に隣接し、日本一大きな湖・琵琶湖を中心に、その周囲を鈴鹿、伊吹、比良山系などの山並みが連なっています。そして、古くから交通の要衝の地であり、宗教を基盤にした文化が開かれていました。この展覧会は、琵琶湖をめぐる近江の古社寺に伝えられた秘仏、名宝を一堂に展示する、東京で開催される初めての大展覧会です。延暦寺、園城寺(三井寺)、石山寺他、42の古社寺から、仏像、神像、仏画、垂迹画、絵巻物、経巻、工芸品など、国宝6点、重要文化財56点、滋賀県指定文化財21点を含む約100点の名宝が出品されます。近江の豊かな風土と歴史を背景にした「祈りとロマンの世界」に、至極の美術品の数々が誘います。特に絵画は、文化財保護の精神に沿い、会期を3回に分けて、全作品を3回展示替えする贅沢な企画ですので、展示プランに合わせて、再度ご来館いただきたいと存じます。

入館料:一般 1,200円、大学・高校生 700円、中学生以下 無料 (このほか割引等あり)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日、9月18日(火)、10月9日(火)
主催:三井記念美術館、滋賀県、滋賀県立琵琶湖文化館、朝日新聞社

前売券を一般1,000円、大・高校生500円で三井記念美術館受付チケットカウンターにて販売中とのことです。8月26日まで。

「特別展 琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展」土曜講座(要事前申込)
■第1回 2012年9月29日(土) 14:00~15:30(満席)
「近江の十一面観音像をめぐって」 講師:髙梨 純次氏(滋賀県立近代美術館 学芸課長)
■第2回 2012年10月13日(土) 14:00~15:30
「阿弥陀来迎図と浄土曼荼羅の世界」 講師:有賀 祥隆氏(東京藝術大学 客員教授)
■第3回 2012年10月27日(土) 14:00~15:30
「金色の国宝―延暦寺法華経経箱と神照寺華籠―」 講師:加島 勝氏(大正大学 教授)
■第4回 2012年11月10日(土) 14:00~15:30
「仏師快慶と石山寺多宝塔の大日如来像について」 講師:清水 眞澄氏(三井記念美術館 館長)

特別展 琵琶湖をめぐる 近江路の神と仏 名宝展
土曜講座
三井記念美術館


    ポイントアフィリエイト