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Report: 京都の毘沙門堂門跡で紅葉を見てきました



護法山安国院出雲寺(京都市山科区)は、毘沙門堂と呼ばれ、大宝3(703)年、文武天皇の勅願により開かれた天台宗の寺院です。 現在の山科に再建されたのは寛文5(1665)年。毘沙門堂復興に尽力した天海大僧正とその高弟公海を経て、後西天皇の皇子・公弁法親王が入寺されたことにより「門跡寺院」となり、天台宗京都五箇室門跡の一つとして現在に至っています。

紅葉を見に訪問したのは12月7日。紅葉真っ盛りの日でした。あくまでも一般客としてレポートいたします。

JR山科駅から徒歩約20分。

駅を出たらすぐに高架をくぐります。

行く道のところどころに矢印があるので迷うことはありません。

最初に見えてくるのは極楽橋。ここから境内に入っていきます。車の場合は左から駐車場に向かうようになっていました。

極楽橋から本殿に向かいます。

ここには「本堂」と書かれていますが、オフィシャルには「本殿」と書かれています。

階段を登って行きます。

階段左側には護法山神が祀られています。山号も護法山ですね。

階段右側には地蔵尊。

階段の先には仁王門があります。

階段横の紅葉が美しい。

仁王門。

左右の阿吽像。

仁王門をくぐるとすぐに本殿があります。日光東照宮の建築様式を色濃く受け継いでいるとのことです。唐門が派手ですね。

本殿に進む手前、右側に手水舎があります。

左側には、説明書き看板と、ベンチ(藤棚になっています)、トイレ、鐘楼。

ふたたび本殿。

中に入ってみましたが、ここから先は撮影できません。

左にはおみくじ。

建物右側です。

本殿から出て、境内を左に向かいます。

山王社。

奥へ進みます。この建物(右)は宸殿で狩野益信による障壁画が収められているそうです。

来た方向を振り返ると、左が霊殿、右が本殿。

こちらが玄関で、この奥に庫裏があるようです。

玄関近くから多聞閣(茶店のある場所)が見えます。

ふたたび本殿側に振り返ると右側には二つの門があります。手前が薬医門、奥が勅使門です。

薬医門からは見下ろせますし、降りることができます。

勅使門からは見下ろすだけです。


仁王門まで戻ってきました。ここからの景色も美しいです。

さて、仁王門から振り向いて本殿。その本殿の右には手水舎があり、手水舎の左前方には経蔵があります。

さらに経蔵の左前方へ進むと高台弁才天があるのですが、途中には社や紅葉があります。

この高台弁才天は別名不老弁才天。豊臣秀吉の母・大政所ゆかりの弁才天で、大阪城や高台寺を経て、この地に祀られているとのことです。

高台弁才天の裏側です。

さて、こんどは多聞閣(茶店のある場所)から道路へ出て、薬医門や勅使門の下へ行くことにします。紅葉については、いちばん見応えのある場所と言ってよいのではないでしょうか。

場所:護法山安国院出雲寺 毘沙門堂(京都市山科区安朱稲荷山町18番地)

取材:OTSnews編集部(2024.12)


毘沙門堂門跡
https://www.bishamon.or.jp/


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