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Report: 大雄山最乗寺の紅葉を見てきました

神奈川県の紅葉情報を見ると大雄山最乗寺が見ごろとなっていました。居ても立ってもいられずさっそく見に行ってきました。電車なら伊豆箱根鉄道大雄山線大雄山駅からバスで10分。この大雄山最乗寺は曹洞宗の寺院で全国に4千余りの門流をもつお寺だそうです。11月30日の取材です。
平日にもかかわらず、参拝客が途切れなくやってきます。数人のグループやカメラマン、熟年カップルも目立ちました。奥の院まで行くとうっそうとした森の中を歩くので心細いのですが、この日は上りも下りも人とすれ違いました。
大雄山の紅葉の特徴は燃えるような真っ赤なモミジです。以前行ったときにとても印象に残っていた鐘楼前の一本のモミジは既に枯れていてちょっとがっかりです(さすがに撮影していませんが)。
山全体を見ると枯れが目立ちますが(今年の特徴かも)、瑠璃門へ上る階段はとても美しい紅葉となっています(トップ画像)。頑張って撮影してきた写真を見ると、まだもう少しの間は楽しめる状態のようです。

三門では黄葉が出迎えてくれます。
石碑と老木がアートのようでとても趣のある参道です。総受付のお坊さんに聞くと、参道の石碑には「大雄峰高最上渓深」(だいゆうのみねたかくさいじょうのけいふかし)と家風(お寺の教え)が刻まれているそうです。山が高くて谷が深いという単純な意味ではなくもっと深い意味があるのですと教えてくださいました。

参道は紅葉の透過光が美しいですね。
3時を過ぎた頃、法螺貝と太鼓の音が山内に鳴り響き渡ります。時刻を告げたり修行のお経を上げたりご祈祷が始まる時の合図だそうです。

トップ画像の先にある瑠璃門を入って内側からのショット。
残念なことに本堂の横にあるもみじは少し枯れ気味です。なお、大雄山最乗寺の御本尊は釈迦牟尼仏、脇侍に文殊・普賢両菩薩。

背後は本堂です。
最乗寺の伝説では天狗が建てたという600年の歴史があるそうで、境内には老杉の大木がたくさん茂り、湧き水も豊富です。金剛水や三面大黒殿の前の観音像から流れる水は飲用できて、とてもおいしい水です。

金剛水堂。ここでお水をいただきます。

御供橋。結界門に続くこの橋から洗心の滝の黄葉。チラリと見える屋根は不動堂です。
結界門の手前には2人の天狗が睨みをきかせて立っています。奥の院へ登っていく階段の途中にも怖い顔の天狗が見下ろしています。御真殿の近くには大きな赤い下駄がいくつも並んでいます。お寺の歴史と伝説について、公式Webサイトを参照してください(汗)。

結界門手前(御供橋側)の左右には天狗が睨みをきかせています。

結界門から内側を覗いて撮影しました。
一年に一度くらいしか行けないのですが、おみやげ代わりにペットボトルに水をいただいてきます。個人的にはこちらの観音像から流れる水の方がなんとなく甘い感じがします。

三面大黒堂の前にある手水鉢。観音像から水が流れ出ています。
結界門から階段を昇ると御真殿。この御真殿(妙覚宝殿)のご本尊は当山守護道了大薩埵(どうりょうだいさった)、両脇侍が大天狗、小天狗。朝晩の祈祷から日中の特別祈祷が、修行される道場だそうです。外には大小様々な下駄と何やら不思議な像が並んでいます。

右は御真殿です。この下駄は履けません。
山のお寺らしく4時前にはバス停前の土産屋さんも店じまいし、辺りも薄暗くなってきます。
大雄山最乗寺は曹洞宗の修行専門道場なのですが、昨今のパワースポットブームのせいか、イロイロと願い事が叶うと噂されているそうです。私もおいしい水と澄んだ空気をたっぷりいただきながら紅葉を楽しんできましたヨ。
取材:熊谷風実花



