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Report: 加古川市の鶴林寺では甘酒と大根炊きが振る舞われていました
鶴林寺(兵庫県加古川市)は、聖徳太子が589年に三間四面の精舎を建立し、刀田山四天王寺聖霊院と名付けたのが鶴林寺のはじまりであると伝えられています。現在は「法華経の寺」「播磨の法隆寺」としても知られる天台宗の古刹です。山号は刀田山。山陽電鉄尾上の松駅から徒歩15分の場所にあります。
鶴林寺の読みは「かくりんじ」です。
戦国時代には、黒田官兵衛の説得により織田信長への寺領差し出しにより幸に免れ、今にそのあとを伝えているとされています。官兵衛の書状が多く残っており、昨年には鶴林寺宝物館にて特別展「黒田官兵衛と鶴林寺」が開催され、官兵衛のほか信長、秀吉らの書状も公開されていました。
その鶴林寺で大晦日に甘酒と大根炊きが振る舞われると聞いて平成26年12月31日夜から行ってきました。
なお、境内が暗く、やたらフラッシュが焚けるような雰囲気でもないため今回は最低限の撮影に止めております。また、堂内写真については現場の方の承諾をいただいています(フラッシュ不使用)。
鶴林寺には23時半頃に到着。駐車場は無料で、普段の拝観料もかかりません(通常は500円)。鶴林寺は境内には三つの塔頭があり、また周辺は公園として整備されています。
鶴林寺の入口が見えてきました。仁王門です。三間一戸の楼門形式で、大伽藍の正門として位置しています。
普段はこの仁王門をくぐったところで拝観料を徴収するようです。
仁王像です。
仁王門の正面を進むと本堂があります。
本堂は大阪府河内長野市の観心寺本堂と並ぶ、折衷様式の代表例とされているそうです。
本堂左手に灯りが見え、人がたくさんいます。そこへ行くと…。
甘酒が振る舞われていました。
甘酒が振る舞われている向こう側にはお店らしきものがあります。
売店兼休憩所のようです。こちらでは大根炊きが振る舞われています。建物には普門庵と書かれていました。
普門庵ではこんなキャラクターグッズ「つるりん」が売られていました。寺号を鶴林(かくりん)と書いて「つるりん」と呼ぶひとが多いからでしょうか。
普門庵の隣では、花や野菜、うどんが販売されていました。
そして、大根炊きをいただきました。美味しかった!暖まりましたよ。
本堂へ戻り、外陣で新年の法要を待ちます。
法要が始まりました。法要が続く中、参拝の列が増えて行きます。
法要が終わり、住職からお話が少しありました。
まだたくさんの参拝者が列をなしています。
本堂外陣にある売店です。
片隅に賓頭盧さんがいらっしゃいました。今晩のところは人気がないのかな?
鐘楼。除夜の鐘をつくには事前配布の整理券が必要です(31日の午後10:30の開門時に配布)。
鐘楼の中に入れてもらい、重要文化財の梵鐘を撮影させていただきました。この梵鐘は朝鮮由来の1407年のものだそうです。少し小さめのサイズですが素晴らしい音色です!
あっというまに時間が過ぎて一旦閉門の時間に。夜明けまで一旦閉めるようです。
このほか国宝や重要文化財の建築物もいくつかあり、それだけでも見所と言えますが、仏像・絵画・工芸の分野においても文化財が多数あるとのことで、加古川市内全ての指定文化財の半数近くを占めるそうです。また、宝物館では「聖徳太子展~タッチパネルで見る太子絵伝~」を平成27年6月まで開催しているそうですよ。
取材:OTSnews編集部(2015.1)
刀田山鶴林寺
http://www.kakurinji.or.jp/

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