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Report: 年明けと共に大安寺で古代赤米粥をいただいてきました
大安寺(奈良市)は聖徳太子が平群郡額田部に熊凝道場を創建したことに始まり、やがて百済大寺、高市大寺、大官大寺と名と所を変え、平城京に移って大安寺となったそうです。天長6年には空海が別当を補せられたと伝えられています。宗派は高野山真言宗。現在は十一面観音ががん封じのご本尊として広く知られ、日々多くの人が参拝されています。
その大安寺にて、年明けと共に、古代赤米粥が接待されると聞いて12月31日夜から行ってきました。
23時頃に行ってみますと門が閉まっています。大晦日だというのに閉まっているとは場所をひょっとして入口を間違えた?
何やら立札が。午前0時になると開くとのことです。
23時半を過ぎると火が灯されました。さすがに寒くて暖まるというレベルではありません。とはいえ筆者は完全防寒(笑)。0時前には数十人が集まっていました。
日が変わるとともに門が開けられ、参拝者はみな本堂へ向かいます。お正月はいわゆる拝観料のようなものはかかりません。参道には竹明りが並んでいます。
竹明りは1メートル間隔くらいで並んでいます。
本堂内では撮影はできませんでしたが、まず大きな太鼓と般若心経で始まる「大般若会」が修され、「松三宝昆布挟みの儀」が執りおこなわれました。「大般若会」では大般若経をパラパラと転読します。参拝者側に向かって転読するシーンもありました。「松三宝昆布挟みの儀」は、大きな松三宝と丸く切った昆布、そして赤米が特徴です。参拝者はその場で「昆布と赤米」と「笹酒(飲酒できない方には笹水)」が授与されます。また本堂内では内陣の各像にも近くに寄って参拝が可能でした。ちなみにこの「笹」ですが、どこでも同じく実際は「竹」なんです。
授与された「昆布と赤米」。これは七草粥に入れてくださいとのこと。
中身はこのとおり。昆布は丸く切ってあります。赤米は白米の中に混じっています。
本堂から出ると、参拝客でいっぱいです。
本堂横の仮設販売所。おみくじや授与品はこちらです。
だるまみくじは300円。手書きだるまで、大安寺のおみくじといえばコレです。手前はがん封じの絵馬。
他にはこんなものも。
竹明りは1,000円。
本堂前に賽銭箱と鰐口。本堂内に入るか入らないかは自由ですが、ほとんどの人が入っていました。
スナップ写真に本堂内が写り込んでいました。「松三宝昆布挟みの儀(松三宝の儀)」がチラリ。
境内奥に赤米粥の接待所が。
並んでいます。
大きな鍋に赤米粥。三つ葉と漬け物を入れていれて貰えます。奈良漬けも入っていましたよ。
ご接待なので、ありがたく頂戴します。
赤米はこんな感じ。赤いです。おいしく頂きました。
最後に竹明りをパチリ。「家内安全」「心願成就」と書かれ、献灯した人の名前が入っていました。
取材:OTSnews編集部

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